Intime Blog:アンチーム・ブログ

マンスリーメモ 第15回 「路線価評価の実態」

2007-6-15 by admin

 今回は、土地の路線価評価の精度・正確性について説明したいと思います。

<お寒い路線価評価>
 最初に結論を述べます。路線価評価の正確性は、論外ともいうべきお寒い状況にあります。その原因は次の3点であると思います。
 まずは簡便評価を余儀なくされている点です。そもそも相続税は、納税者側が相続開始後10ヵ月以内に自身で土地等のすべての相続財産を評価したうえで申告しなければなりません。しかし納税者や税理士、税務職員は、不動産の評価に関しては概して素人です。評価規定は、素人が短期間に評価ができる簡便なものでなければなりません。
 しかし相続税が課される地主層が所有する不動産は千差万別です。個別性の強い様々な状況の不動産が存在します。簡便性優先の評価規定では、到底このような個別性に対応できません。どうしても画一的な“大雑把な評価”になってしまいます。
 とはいえ、この点はある程度やむを得ないものだと言えます。
 ただし、「寒さ」はこれでは収まりません。

» 続きを読む…

このページのトップへ